近代と対峙した日本画の巨人 中公新書 古田 亮 中央公論新社ヨコヤマタイカン フルタリョウ 発行年月:2018年03月22日 予約締切日:2018年03月19日 ページ数:224p サイズ:新書 ISBN:9784121024787 古田亮(フルタリョウ) 1964年東京都生まれ。
東京藝術大学美術学部芸術学科卒業、同大学院修士課程修了、博士課程中退。
93年東京国立博物館研究員。
98年東京国立近代美術館(2001年より主任研究官)を経て、06年に東京藝術大学美術館助教授に就任、現在准教授。
専門は近代日本美術史。
04年「琳派RIMPA展」、06年「揺らぐ近代展」、08年「横山大観展」、13年「夏目漱石の美術世界展」など多くの企画展を担当する。
著書に『俵屋宗達』(2010年、平凡社新書/第32回サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 誕生ー明治前半期(生い立ち/東京美術学校 ほか)/第2章 苦闘ー明治後半期(日本美術院創設/朦朧体 ほか)/第3章 躍動ー大正期(日本美術院の再興/装飾的彩色画 ほか)/第4章 大成ー昭和初期(権勢と孤独/彩管報国 ほか)/第5章 不偏ー戦後・歿後(戦後/終焉 ほか) 横山大観は明治元年(1868)に生まれた日本画最大の巨人である。
東京美術学校の第1期生として入学し、岡倉天心に師事した。
大観はその後、明治日本が推し進めた近代化や、日清・日露戦争の勝利、太平洋戦争への突入と敗北を目の当たりにするが、こうした時代のうねりは彼の画業と軌を一にしている。
本書は、1958年に90年の生涯を閉じた大観の生涯と画業を、もう一つの日本近代史として描くものである。
本 ホビー・スポーツ・美術 美術 日本美術 ホビー・スポーツ・美術 美術 その他 新書 ホビー・スポーツ・美術 新書 人文・思想・社会
Free-space Up